牢屋の夢の心理学的な意味5パターン|閉塞感、義務感、束縛の象徴

牢屋の夢を見ると、嫌な気分になる事が多いと思います。

意味合いとしては、あなたの心の中の閉塞感、罪悪感、義務感、束縛されている感じ(束縛したい気持ち)を現します。

ただし、見方によっては牢屋は絶対的に守られている場所ですので、守られたい気持ちを現す場合もあります。シチュエーションによっては吉夢です。

シーン毎に意味合いを解説します。

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牢獄・牢屋・留置所に入る夢

牢屋に入れられて嫌な気分なのであれば、閉塞感、束縛・管理されていて、自由に出来ない不快さの現れです。

特に嫌な気持ちでないのであれば、今は誰かに管理されて守られている状態を求めているといえます。

恋人(彼氏・彼女)が牢屋に入っている

恋人が逮捕されて牢屋に入っているような場合、恋人を束縛・管理したい気持ちの現れ、もしくは恋人から自由になりたい気持ちの現れです。

恋人が盗みをするのを嫌々付き合い、その後牢屋に入れられたのであれば、その恋人の行動に振り回される感覚が現れています。恋人に合わせるばかりではなく、自分の意見・思っている事を恋人にしっかり伝えるべき!というメッセージ。

牢屋・牢獄から脱出する夢

吉夢です。

停滞、管理されている現状から抜け出して、自由になりたい、自立したい思いの現れです。やりたい事があれば手段を選ばず、すぐに実行すべき!というメッセージ。

規則(刑期を待つ)を重視するのではなく、今の自分の気持ちに素直になって行動するのが吉です。

牢屋に閉じ込められている人を助け出す夢

↑の自分で脱出する場合とほぼ同じ意味合いですが、こちらはさらに「自分で自分の問題を解決する力」が高まっている状態といえます。

牢屋の他の囚人と仲良くなる夢

こちらも吉夢です。

苦境であってもその中で楽しみを見つけられる力、他者とコミュニケーションをきっちり取れる力の現れです。

または現状を突破するためには、1人よりも協力者を得た方が良いと感じているのかもしれません。

牢屋で殺される、処刑される、死刑囚になっている

これは牢屋の夢の中でも最上級に吉夢です。

今までの閉じた世界、束縛された世界からの開放を現します。

理由はユング心理学的には、「死は常に再生とセット」だからです。
詳細:人が死ぬ、人を殺す夢の心理学的な意味3つ

まとめ

牢屋の夢は、刑務所の夢よりも

閉塞感、罪悪感、義務感、束縛されている感じ(束縛したい気持ち)

が強く現れています。

束縛したい気持ちが強い時は、相手に依存しすぎていないかどうか振り返ってみて下さい。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

2004年よりプロの心理カウンセラーとして活動。ユング心理学をベースとした自己理解を深めるための夢分析、アートセラピーが得意。 2013年に独立開業。ジョイカウンセリングスクール代表。 運営者情報

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