死神が夢に出てくると凄く怖いですよね。
心理学的な意味合いとしては、おおまかに次の3つに分けられます。
- 何らかの強い怒りや恨み、悲しみのイメージ
- 現実で感じている何らかの危機感のイメージ
- 今までの自分の生き方が切り替わる前兆
死神といえば大鎌がセットですが、鎌を持っていればそれぞれの意味合いがより強化されます。
具体的なシーン毎に意味合いを解説します。
死神と会話する夢
良い夢です。
ご自身の受け入れがたい感情を受け入れられる前兆です。
特に恨みや怒りは社会では「良くないもの」と捉えられがちで、誰かを恨んでいても「そう思ってはいけない」という心理が動いて、その恨みを無意識のうちに抑え込むことがあります。抑え込んでもそれが無くなる訳ではなく、本音の部分で感じていることなので、心には残ります。
それが溜まるとやる気がでなくなったり、「何かがおかしい」という違和感が湧いてきます。
怒りや恨み、悲しみなどの感情は、まともに感じると苦しいものでもありますが、死神と会話する夢は、そういった「受け入れがたい思い・感情」と向き合える心の状態です。
死神を殺す夢は、それが進んで自分自身の今までの生き方を少し変えて、新しい生き方を築ける前兆です。
「死神と会話する」=「死神のような怖い人を理解したい気持ち」の場合もありますので、振り返ってみて下さい。
死神に殺される夢
これもとても怖いですが、とても良い夢です。
死と再生はセットですので、新しく何かをスタートしたり、新しい自分を創れる状態です。
詳細:殺される夢の心理学的な意味6つ
死神から逃げる・追いかけられる夢
追いかけられる夢は束縛されている現在の環境から逃げ出したい気持ちの現れです。
ご自身の不安感が強い場合は、それが死神のイメージとなって現れていて、そこから抜け出したい思いが強いのかもしれません。
追いかけられて殺されたのであれば、吉夢です。
自分が死神になる夢
これも吉夢です。
ご自身の中のダークな感情をしっかりと受け入れられているか、いつでも自分を変化出来る柔軟さと、強さを兼ね備えている状態です。
現実で感じている何らかの危機感のイメージとして現れることも
例えば自分の会社が倒産する怖れや、恋人や家族と別れる危険性等を何となく無意識で感じている場合、その離別のイメージと死神が重なって夢で現れることがあります。
この場合はわかりやすいですね。離れてみてどうなのか、離れたくないのであれば、何が必要なのか等を考える良いきっかけになると感じます。
まとめ
死神の夢の意味合いとして
- 何らかの強い怒りや恨み、悲しみのイメージ
- 現実で感じている何らかの危機感のイメージ
- 今までの自分の生き方が切り替わる前兆
があります。
振り返ってみる事で、「心の深い部分で本当に感じている事」が見えやすい夢だと思います。