怖い夢を繰り返し見る意味はとてもシンプルで、無意識に抑え込んでいる何らかの怖さの現れです。
具体的に何が怖いのか?を見ていくと、実生活にも活かせる夢です。
ごんべさん(女性)が見た夢を通して、詳細を解説します。
怖い夢の事例
たった今、夢で見たことなので混乱したままですが忘れる前に書こうと思います。
私が見た夢は、精神的にやられていくような夢でした。家のような場面で部屋に人がいて(誰かはわからない)、その人が何かテレビをつけたりしたらスタートです。
そこから犯罪者?よくわからないけど見てるとだんだん怖くなってくる人の顔が出てきて、それが嫌になり、逃げ出し別の部屋に行くと誰かが寝てる部屋に倒れ込みます。
そこでふと顔を上げると、またさっきとは違った怖い顔があって、必死に寝よう逃げようと思いました。これが何回か続いて、その間に父親に「ベッドの下の引き出しをまだ片付けてなかったのか」と殺される勢いの怖さで言われ捕まりそうになり、「片付ければいいんでしょ!」と急いで自室に向かうように階段を登った先が、繰り返し起こっている事の始まりの部屋だったり…
また、最初の部屋の人がゲームをしていて、一緒に遊ぼうとゲームを取り出すも、私が別のゲームを持ってきていたばかりに「何もできないじゃないかつまらない」とまた始まりに戻ったり…
これを、初めて見た夢なのか、前も見た夢なのかわからなくなるほど繰り返して見て、二度と見たくないと思いました。本当に怖かったです、伝わっているかわかりませんが。だいたい3時間寝ていた間の夢でした。部屋が暗く、舞台が自分の家にとても似た場所だったので、そのまま寝るに寝られず……このHPを見つけたので書いてみました。
夢の解釈と分析
本当に怖い夢ですよね。
「日をおいて同じ夢を何度も見る」というケースは多いですが、ごんべさんの場合は、夢の中で同じ事が何度も繰り返されているんですよね。
意味合いとしては、無意識に抑え込んでいる何らかの怖さの現れではないかと思います。
ごんべさんの夢に出てくる怖い物としては、
- 怖い顔
- 父親(怒られる)
の2つです。
怖い顔については、ごんべさんがそこから連想される事が意味合いとしては1番適切ですが、人目が気になる、人からどう思われているかわからなくて怖いといった思いが現れているのかもしれません。
怖い出来事が繰り返されている場所が「ご自身の家にとても似た場所」という事ですが、家の心理学的な意味合いは「自分自身の基盤を作ってくれる場所」です。
ごんべさんが幼い時に体験された何らかの怖さが夢に浮き上がってきているのかもしれませんし、または今現在「気の休める場所がない」という意味合いかもしれません。
お父様から「ベッドの下の引き出しをまだ片付けて・・」と言われている点については、ベッド=身体を休める場所ですので、気を落ち着けて休めないという感覚の現れかと思います。
※ベッド自体が荒れているのではなくベッドの下の引き出しですので、「なんとなく落ち着かない」という思いかもしれません。
相手に合わせないといけない苦痛
また、「最初の部屋の人がゲームをしていて、一緒に遊ぼうとゲームを取り出すも、私が別のゲームを持ってきていたばかりに・・・」という点については、相手に合わせる苦痛が現れているのではないかと思います。
なぜかというと、ごんべさんが持っている別のゲームでその人と遊ぶという選択もあると思うのですが、相手から遊びたいゲームをある意味一方的に押し付けられているような状況だからです。
もしくは、この部分については「家にいても遊べない(楽しめない)、自分の意見が尊重されない」という思いの現れかもしれません。
抑え込んでいた「怖さ」に向き合える時期
自分自身の中の「怖さ」に向き合うのは、かなり心の体力を使います。
向き合える時期とそうでない時期があるのですが、こういった夢を見るという事は、向き合える時期です。
1人ではなかなか難しい面もあるので、話を聞いてくれる方がいれば誰かに話すのもいいですし、心理カウンセリングを使うのも1つの方法です。
快眠が得られますように。