階段の夢の心理学的な意味9つ

神社に向かう石階段の写真

階段の夢の心理学的な意味は、人生の方向性を現します。

上がっている夢はやりたい事を探している時、下りている夢は、実際にやりたい事に取り組んでいる時に見やすいです。

具体的なシーン毎に意味合いを解説します。

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階段を駆け上がる、または駆け下りる夢

快調に物事が進んでいる良い状態です。または、やりたい事を模索するにせよ、取り組むにせよ、今はスピード感が大切!というメッセージ。

階段から落ちる夢

一段踏み外して、足がガクっとなる感じの夢を見る方は多いです。

階段から激しく落ちる場合も、意味合いとしては落ちるほうが強いです。

今のままで大丈夫かな?という不安感がある時に見やすいです。

心理学的な意味は関係なく、実際にベッドから手や足が落ちた時の身体の動きに連動して見る場合もあります。詳細は落ちる夢を見る理由と心理学的な意味8つの記事をご参照下さい。

何らかの理由で階段を上れない夢

足場が悪かったり、階段が狭くて登りにくいケースです。

この場合は、やりたい事を模索しているけれども、先が具体的に見えなかったり、どれだけ進めば良いか掴めていなかったり、スムーズに前進できない葛藤を現します。

まったく階段が途切れていて上れない場合は、今の学校や職場、家庭などでの取り組みを、根底から見直した方が良いかもしれません。

階段を登りきる夢

登りきった時の気持ちが重要です。もし景色が見えていれば、それもキーです。

というのも、高いところから低い所を見下す夢は、心理学的には「やりたい事はもう決っている」というメッセージだからです。

登った時に感動や爽快感があれば、今の選択に間違いありません。もし、登りきったところから町が見えていれば、コミュニケーションについて取り組んでいきたいという思いが現れています。

階段を登ってしばらくしてから降りる夢

例えば神社のような場所に一旦階段で上り、しばらくしたら下りるケースです。

この場合の意味合いは、階段どうこうではなく、一旦全体を把握したり、神社のような場所で落ち着いた気持ちになることが大切!というメッセージ。

螺旋階段について

螺旋階段の昇り降りは、ほぼ垂直に移動します。

昇り降りで先が見えなかったり不安感が強い時には、実際には物事は進んでいるのだけれども、同じ事の繰り返しのように感じていて焦りを感じているのかもしれません。

不安や焦りを受け止めながら、今のように着実に進んでいけばOKというメッセージ。

手すりについて

階段の昇り降りで手すりが印象的であれば、何らかのサポートを得ながら前進出来ているか、安全に取り組む事が大切というメッセージ。

同伴者について

階段の上り下りに恋人や母親などの同伴者がいる場合は、実際にその心強さを感じているか、ご自身の中に母親的な要素や、恋人の特徴のような要素を育みながら取り組む事が大切というメッセージ。

階段を作っている夢

誰かに依存したり強く頼るのではなく、人生を自分の手で作ろうとしている思いの現れです。

どこに向かう階段を作っているかもキーになります。テラスなら今よりも開放される事を望んでいるといえますし、自分の部屋であれば、「仕事や趣味等、自分の世界を持つ事が大切」というメッセージ。

まとめ

階段の夢は人生の方向性を現し、上がっている夢はやりたい事を模索している時、下りている夢は、実際にやりたい事に取り組んでいる時によく見ます。

上るのも下りるのもしんどいですが、階段は人が作った道でもありますので、今は基本が大切!と感じている時に見ることもあります。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

2004年よりプロの心理カウンセラーとして活動。ユング心理学をベースとした自己理解を深めるための夢分析、アートセラピーが得意。 2013年に独立開業。ジョイカウンセリングスクール代表。 運営者情報

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