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洪水の夢の心理学的な意味4つ

 2015年8月26日  

洪水で川が氾濫している写真

私も洪水の夢は何度か見たことがありますが、あまり寝覚めが良い夢ではないですよね。

この記事では心理学的な観点から洪水の夢の意味を紹介します。

似た夢で「川が氾濫する夢」もありますが、洪水の夢よりも少しソフトな意味合いですのでこの記事をご参考下さい。

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1 自分自身の無意識が激しく動いている

というのも、ユング心理学では「水」は無意識の象徴とされています。無意識とは、自分自身でもよく掴めていない・わかっていない部分です。

洪水の夢は、その無意識がコントロール出来ないくらい活発になっている状態といえます。具体的に解説します。

コントロール出来ない何か

普段の生活では、思ったことを何でもかんでも言えるわけがありませんし、出来るわけでもありません。家庭内や職場などで何かを我慢していることが続いたり、自分の本意とはあまりに違うことをやり続けていると、うっぷんが溜まってきます。

そんな気持ちは、溜まれば溜まるほど抑え切れなくなってコントロール出来なくなります。そんな時にコントロール出来ないという印象と洪水のイメージがリンクして洪水の夢を見ることがあります。

洪水といっても状況は様々です。具体的に紹介します。

2 洪水を少し離れた場所から客観的に見ている時

洪水から20mほど離れている写真
少し離れていますので、自分自身の中のコントロールし切れない何かを、客観的に見れている状態といえます。

ちなみに私は次のような夢を見たことがあります。

坂を登ったところにある高い場所の知り合いの家から、自宅へ帰ろうとしている。道を下って川沿いの三叉路までくると川が洪水状態になっていて、水が道路まで溢れてきていて帰れない。

水際のギリギリのラインまで様子を見に行くと、あっという間に水位が上がってきている。危うく戻れなくなりそうで怖くなる。

振り返ってみると、その時はちょうど仕事で新しい分野の事を始めようとしていた時。本当にすべきかどうかの戸惑いもあったんですね。心のどこかで、「これは自分ではコントロールしづらい何かが起きるんじゃないのか」と感じていたのかもしれません。

こんな風に夢の中で洪水を少し離れて見ている時もあれば、洪水に飲み込まれる・流されている夢を見ることもあります。

3 洪水に飲み込まれる・流されている時

氾濫した川に木が流されている写真

例えば実際に濁流の中に巻き込まれる・飲み込まれるような夢です。

自分自身ではどうすることも出来ない状態です。ひょっとしたら実生活でも何か力の強いものに流されていて、抵抗しようがない苦しさを感じているのかもしれません。もしくはそれほど大きな何かにチャレンジしようとされている状態かも。

特に水に飲み込まれている感じが強い時は、自立がその時の自分自身のテーマの場合もあります。

いずれにせよ激しく心が動いている状態といえます。流れ着いた先は、前にいた場所とは違う新天地なことは間違いありません。

洪水に巻き込まれてでも、今の自分を変えたいと思っている(実際に変えようとしている)ともいえます。

家が流される夢

家は心理学的には「自分自身の基盤を作ってくれるもの」です。それが流されるくらい、とても大きな心の変化を感じている状態といえます。

もし家が流されて悲しいイメージが強かった場合、周りの人やその場の雰囲気に流されて自分自身の思いや意見をおざなりにしていないか振り返ってみて下さい。流されて無事だったり、家の中には水が浸水せずに新しい場所についていた場合、次の意味合いが強いです。

4 新しいギフトが得られる前触れ

これはなぜかというと、実際に洪水があると次のようなことが起こります。

  • 今までの淀んでいたものがすべてクリアになり、きれいに流される
  • 上流域から栄養分の高い土が運ばれてくる

これと全く同じ作用が、あなたの心の中で起きているといえます。具体的に何がクリアになってどんなギフトが得られるのかは、もちろん人によって様々です。

ちなみにエジプト文明が発展したのは洪水があったからこそです。「エジプトはナイルのたまもの」というヘロドトスの言葉があります。ナイル川の定期的な洪水による氾濫によって、肥沃な土壌が作られています。

洪水の夢は、今は苦しいかもしれませんが、それを過ぎるとギフトを得られる状態。そして、洪水は決して長続きしません。今持ちこたえれば、思ってもみないギフトが流されてくるかもしれません。

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