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虫の夢の心理学的な意味2つ

 2016年1月18日  

バッタが草に止まっている写真

この記事では、虫が夢の中に出てきた時、心理学的にどんな意味合いがあるのかを2つ紹介します。

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1 自分自身の中の受け入れられていない感情が強い時

虫は特に女性には「嫌なもの・不気味なもの・怖いもの・不快なもの」というイメージが強いです。ゴキブリはその代表格。このイメージと、自分自身の中の受け入れられていない感情がリンクして夢に現れるケースがあります。

受け入れられていない感情というのは、特にマイナスの感情です。例えば、誰かに対して怒りや憎しみ、恨みなどを感じているのだけれども、無意識のうちにそれを出してはいけないという思いが働くと、その思いは心に溜め込まれます。溜め込まれて無くなるものではありませんので夢の中で発散しようとして、そのイメージが虫となって現れます。

次の虫の夢は、20代なかばの女性会社員の方が見た夢です。

バッタを投げる大会の夢

夢の中で40cmくらいの大きなバッタを投げる大会をしている。バッタを持つのにそれほど抵抗感はなく、他の人とバッタを思い切り投げながら競い合っている。

この方のバッタのイメージは、「とても嫌なもの」だったんですね。その嫌なものを触り、投げ飛ばしています。

この夢を見た時の現実の状況を振り返ってみると、会社でとてもストレスを抱えていた時。特にきつい言い方をする同僚・先輩に対して、言い返したい気持ちはあったけれど、抑えることが非常に多い方だったんですね。

バッタの夢は、この方にとっては、「バッタ=怒り」です。それを思い切り投げ飛ばすことで、夢の中で脳がストレスを調整しようと働いていたといえます。

しかも「大会」ですので、怒りを滅茶苦茶に表現するのではなく、適切に・相手が受け取れるように思っていることや感じていることを表現する大切さを夢が伝えてくれていたのではと思います。

夢の中の虫は、「受け入れられていない感情」の意味合いとはまた違うケースもありますので、それを次に紹介します。

2 自分自身の原初的な感覚が活発になっている

昆虫は動物に比べ、知性が少なかったり人に懐くことはありませんが、とてもシンプルで生命力が強い生き物です。昆虫が夢のなかに出てくるときは、その人の中の原初的な感覚(元々備わっている素質的な感覚)がとても活発な時といえます。その感覚を活発にさせ、なんとか今の状況を乗り越えようと心が動いている時期。

次の夢は、起業直前の30代後半の男性が見た夢です。

外国産のようなノコギリクワガタと、緑色の大きなカマキリをもらう。カマキリはすぐに弱った。カマキリの体にはアリが群がっている。私はそのカマキリをさらにアリがいる木の上に置く。

カマキリの個人的なイメージ

このケースは原初的な感覚が活発な時ともいえますが、その方のカマキリのイメージを聞くと、「道で車によく潰されていて、中からは寄生虫が出てくることが多く、強そうに見えるけど弱いイメージ」だったんですね。

現実の生活で、その方が思うカマキリに一致するイメージの人がいて、その人と決別したい思いが強い時期でもありました。まさにその思い通り、カマキリをアリがいる木の上に置き、アリの餌にしています。

カマキリは餌になっていますので、カマキリのイメージの人との関わり・経験も今後の養分となり、無駄ではなかったという心のイメージが現れています。

寄生虫が出てきた場合

自然界では、寄生虫がいる事でお互いに良い結果となるものと、そうでないものに分かれます。夢に出てきた場合は後者が多いと思いますが、寄生という言葉から連想される事を振り返ってみるのが1番です。

寄生されているような不快感を日常で感じているのかもしれませんし、逆に寄生しているような不安感を心の深い部分で感じているのかもしれません。

まとめ

虫の夢の意味として

  1. 自分自身の中の受け入れられていない感情が強い時
  2. 自分自身の原初的な感覚が活発になっている時

を紹介しました。

嫌なイメージの虫が、夢の中では実はあなたにとって大切な事を伝えてくれているのかもしれません。

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