神様の夢は、全般的に吉夢です。
ユング心理学的には神様は、「方向性を指し示すもの」や、「知恵・力」の象徴です。つまり、ご自身のこれからの方向性が、心の深い部分では何となく見えていたり、力がしっかりと発揮出来る時に夢の中に現れることが多いです。
また、あなたの身近な力や権力を持っている人のイメージとして現れることもあります。
具体的なシーン毎に意味合いを解説します。
神様からお告げをもらったり、会話する夢
夢の中の神様のお告げの内容は、あなた自信が「本当はこうなんだ」と思っている事です。理性の部分で考えると少し自信が無いけれども、直感的に「いける」思っている時には、神様から勇気をもらえるお告げとして夢で現れます。
神様に対してあなたが何か言っていれば、あなたの身近な権力的な人に対して、言いたいけれどなかなか言えない事かもしれません。
神様に殺されそうになる
ご自身の今までのやり方や進んできた方向性を一旦リセットして、新しい方向性を見つけられる時期です。
神様から暴力を振るわれているのであれば、あなたの身近な権力的な人に対して感じている怖れのイメージ。
神社に神様がいる
神社は神聖で、心が清められるような場所です。この場所に神様がいるという事は、今は人と積極的に関わったり、忙しく動き回るのではなく、心を落ち着けてこれからの方向性を見定めたい思いの現れです。
少し立ち止まって「本当はどうしたいか?」を振り返る機会にすると良いかもしれません。
狛犬が出て来る
狛犬は、神社や神様を守護するのが役目です。
狛犬に吠えられたり、向かってくるようであれば、自分のやりたい事を何かに邪魔されている感じを受けているのかも。
狛犬と仲良くしていたのであればその逆で、やりたい事に対して応援していくれていたり、心強い仲間がいる証です。
龍神様の夢
とても良い状態です。
というのも、龍は心理学的には母性的(保護、包容力)な面を現します。神は基本的に父性的(力・知恵)な面を現しますのでので、あなたの中の母性と父性が上手く育まれていて成熟している現れです。
もしあなたが親や上司の立場であれば、面倒見の良さと指導力が上手く統合されながら高まっている状態といえます。子供さんや部下の方とも、とても良い関係を築けている状態です。
女神の夢
神様は父性的な力のイメージとして現れますが、女神は逆で母性的なイメージとして現れます。
女神様のような存在の元で、やさしく守られたい気持ちか、ご自身の母性的な面が高まっている状態です。
女神に足を引っ張られるようなイメージを受けていれば、あなたの身近な過保護な人に対する嫌なイメージとして現れています。
神様と戦う夢
身近な力の強い人(職場の上司や父親)に言い返したり、立ち向かいたい気持ちの現れです。
または、自分自身のやりたい事や方向性は何となく見えているけれども、何らかの他の要因で、それが実行出来ない歯がゆさを感じているのかもしれません。
神様に何かを差し出す、神様から何かをもらう
差し出すものは、これからのあなたにプラスすると良いもののイメージ。
もらうものは、それをプラスする事で生まれるモノ、これから得られるモノのイメージです。
例えば、パスポートや免許証など、あなた個人に関するモノを差し出したのであれば、自分らしさを大切にすべきというメッセージ。
花をもらったのであれば、何らかの「愛情」が生まれるメッセージです。
まとめ
神様の夢は、「自分自身の方向性を指し示すもの」や、「知恵・力」の象徴です。
あなたの身近な権力者のイメージ(親や先生、上司など)として現れることもありますので、振り返ってみて下さい。
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