観音像やお釈迦様、弥勒菩薩の夢の心理学的な意味2パターン

2017年6月9日

観音像の写真

観音像やお釈迦様、弥勒菩薩の夢の心理学的な意味合いは、

  • 女神的なイメージで現れた場合
  • 神様のイメージとして現れた場合

で大きく分かれます。

女神的なイメージで現れる事が多いですが、それぞれの意味合いを解説します。

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女神的なイメージで現れた場合

女神的なイメージというのは、やさしく声をかけられたり、手のひらの柔らかさを感じたり、守られる印象を受けた時になります。

こちらの意味合いは、いわゆる母性のシンボルです。

あなたの中の何かを生み出したり、保護する(守る)力、育んでいく力が高まっている状態です。もしくは、守られたい気持ちが強い時にも見ます。ですので、男性にもこちらの意味合いは当てはまります。

お地蔵さんの夢も、母性のイメージの場合が多いです。

お釈迦様や観音様が泣いている夢

辛くて泣いているか、感動で泣いているかで意味合いが変わります。

感動で泣いている場合は、母性の高まりのイメージ。

辛くて泣いている場合は、相手を思いやる気持ちが強いあまり頼まれた事を断れず、仕事を抱えすぎていないかどうか振り返ってみて下さい。もし抱えすぎているのであれば、出来ない事やキャパシティを超えるような事は断ったほうが良いというメッセージ。

観音様やお釈迦様に助けられる夢

この場合も意味合いとしては、母性のイメージです。あなたの中の誰かを守りたい気持ちが高まっているか、もしくは自分を自分で守る力が高まっている時に、観音様やお釈迦様に助けられる夢をみます。

神様のイメージとして現れた場合

こちらは、少し怖いイメージとして観音様やお釈迦様が現れたり、何かお告げをされた場合、金色の観音像が現れた場合等になります。

意味合いとしては、女神像の母性とは真逆で、父性のイメージになります。

仏像の夢とほぼ同じ意味合いで、力や権力、知識、方向性を指し示すものイメージとして現れています。

ですので、観音様やお釈迦様から何かお告げをされたのであれば、そっくりそのまま自分自身のこれからの指針となる言葉といえます。

金色の観音像が現れた場合は、金=力ですので、自分自身の力を最大限発揮出来るイメージ。

観音様やお釈迦様から何かを渡された場合

縁起の良い夢です。渡されたモノを今のご自身にプラスしていくと、大きく前進できるというメッセージ。意味合いとしては父性のイメージになります。

もし柄杓(ひしゃく)を渡されたのであれば、【清める=礼節を大切にする】ことが今は特に必要と感じているのかもしれません。

意味合いが分かれるケース

お釈迦様や観音様の手のひらに乗っている夢

手のひらに乗って、守られる感触であれば母性のイメージとして出てきています。自分自身が何かに守られたい思いが強いか、誰かを守りたい気持ちが高まっている状態。

手のひらにのって、お釈迦様や観音様と共に歩いたり、進むような印象だと、父性のイメージとして出てきています。ご自身の力がとても高まっているか、良きパートナーと共に前進出来るイメージ。

まとめ

観音像やお釈迦様、弥勒菩薩の夢は、
やさしい守られるイメージとして出てきた場合は、母性のイメージの現れ、
力や厳しいイメージとして出てきた場合は父性のイメージで、意味合いが大きく変わります。

是非じっくりと振り返ってみて下さい。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

2004年よりプロの心理カウンセラーとして活動。ユング心理学をベースとした自己理解を深めるための夢分析、アートセラピーが得意。 2013年に独立開業。ジョイカウンセリングスクール代表。 運営者情報

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