お地蔵様は、一般的に子供の守り神とされています。夢の中に出てきた場合の基本的な意味合いも同じで、あなたの母性の高まりを現します。
母性の高まりとは、あなたの中の何かを生み出したり、保護する(守る)力、育んでいく力の高まりです。ですので、男性にもあります。
詳細なシーン毎に意味合いを解説します。
お地蔵さんにお祈りする、手を合わせる、願い事をする
母性を高める必要性を感じていて、それが現れています。お子さんがいる場合は、お子さんにやさしく接していきたい思いの現れです。
子供を作りたい思いが高まっている時に見ることも。
他人の良い所に目を向けて、それを積極的に伝えていくと吉です。
お地蔵さんを壊す、破壊する夢
車に乗っていて、ぶつかって壊れてしまう場合や、あらかじめ首が取れている状態、何らかの原因で首が落ちる場合などです。
意味合いとしては、次のいずれかに分かれます。しっくりくるものがあれば振り返ってみて下さい。
- 母親や、上司に対しての抵抗感
- 本来禁止されている事をやりたい気持ちの現れ
- 自立したい思いの現れ
- 子供や部下に対しての関わり方を変える必要性を感じている
3の「自立」は、身近にいる世話好きな人に対して過保護な感じを受けていて、その人から離れて自立したい思いが現れています。
いずれにせよ、心理学的には破壊は常に創造とセットですので、既存の何かを壊して新しいモノを築いていきたい気持ちが強い状態です。
お地蔵さんに襲われる、攻撃される、睨まれる夢
身近な人から度を過ぎるお世話を感じていて、不自由さを感じているか、自分自身が過剰にお世話をしている状態。
世話好きな人には感謝の気持ちを伝えた上で、距離を取るのが吉です。
もし自分自身がお世話のし過ぎであれば、自分の気持ち本位ではなく相手が求めているものを見て、それを与えるべきというメッセージ。
お地蔵さんを探している夢
自分にも、他人にも厳しい一面があり、思いやりを高める必要性を感じています。
仕事にしても子育てにしても、出来るようになった所よりも、出来ていない所のほうが目につきやすいですが、出来るようになった所を意識して、自分も他人も認めていくことが大切!というメッセージ。
観音像やお釈迦様の場合
こちらも意味合いとしては「母性」を現し、お地蔵さんと近いです。お地蔵さんの方が「子供の守り神」という意味合いが強くなります。
詳細:観音像やお釈迦様、弥勒菩薩の夢の心理学的な意味2パターン
仁王像や不動明王、仏像の場合
こちらはお地蔵さんとは意味合いが大きく異なり、父性(力や権力、方向性の指針等)を現します。
まとめ
お地蔵さんの夢の意味合いは、子供を守りたい思いや、母性の高まりです。
赤い前掛けや頭巾をかぶっている場合、「赤ん坊・赤子」を現す赤とされています。子供に対しての思いがとても高まっていますので、その思いを行動に起こすべき時期といえます。